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チェコ野球の2024年総括②

チェコ野球に強みを持つのが日本チェコ協会の特徴です。

その日本チェコ協会が送る、2024年のチェコ野球のプレイバックです。


6月

チェコ人二人目、現役選手としては初のファーストピッチセレモニー


2023年8月はパベル・ハディム代表監督。今年のチェコ・ベースボール・デーでのファーストピッチセレモニーにはチェコ人二人目、現役選手としては初の大役を3月に独立リーグの神奈川フューチャードリームスに入団したWBC代表であったミラン・プロコップ選手が務めました。


実はプロコップ選手、前月の5月末に練習生に降格。日本のファンの前に戻ってくるのが試合ではなく、千葉ロッテマリーンズのイベントでした。


ZOZOマリンスタジアム併設の室内練習場で投手であるメルガンス選手を相手に投球練習。

プロコップ選手のご家族・パートナー及びメルガンス選手とパートナー

6月

オールスター戦の先発マウンドは日本人。ホームラン競争優勝も日本人。


オールスター戦がテンポ・プラハの球場で開催され、イーグルス・プラハの丹波夏希投手がファン投票で選出され、先発マウンドへ。試合前に開催のホームラン競争ではチェコ代表やほかの外国人助っ人を抑え、上村広野選手が優勝しました。

上村広野選手(左)と丹波夏希選手

7月

大学全日本飛来。そしてプロコップ選手の復帰。


伝統のある国際試合であるプラハ・ベースボール・ウィーク(PBW)に初めて日本のチームが登場しました。しかも大学全日本。それに加え、台湾選抜もPBWに参戦。過去最高の来場者数を記録。チェコ代表はドイツに勝利し、3位で閉幕。優勝は日本。

チェコ代表

日本対台湾の決勝戦

前月ZOZOマリンスタジアムでファーストピッチセレモニーを行ったミラン・プロコップ選手が離日し、チェコに帰国していたことも判明。古巣のドラチ・ブルノに復帰し、PBWではチェコ代表の一員で出場。

プラハ・ベースボール・ウィークの練習でのミラン・プロコップ選手

プロコップ選手の帰国理由は神奈川フューチャードリームス球団への不信感。来日前に聞いていた条件と現実が違ったことなど。練習生だと一切給料は出ないBCリーグの制度問題も影響しておりました。因みに練習生に降格は怪我ではなく、不振が理由ですが、15打席のみ、一度もスタメンに名を連ねることが無い状況での降格にファンの間では波紋が広がりました。尚、神奈川フューチャードリームス球団のHP上でのプロコップ選手の退団案内はシーズン後、それも暫くしてからでした。


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