新しく協会に入会されました高橋様のご投稿です。
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わたしとチェコ
目を閉じれば、いつでもカレル橋からの秋の風景が浮かびます。
私がチェコに出会ったのは、2017年。チェコの伝統工芸品である「ガラスボタン」がきっかけでした。
ヨーロピアンな文様、水を含んだような、きらきらとした美しいガラスの質感や反射…
ある東京でのクラフトフェアで手に取った瞬間、とりこになってしまいました。
その秋、私は、「実際にこの物が作られている所に行きたい!」と思い立ち、
2019年に渡欧、チェコ、ウィーン周遊での旅に出かけました。
目的は、チェコボタンが生まれた町に行くこと。
初めて、この地に降り立った時、なぜか懐かしさを感じました。まるで、私が住む日本の、田舎の風景に似ている部分があり
親近感を覚えたことを思い出します。
チェコのヤブロネツナドニソウにある工場まで足を運ばせてもらって、このボタンの希少性、また作られている環境の美しさを目にし
またさらに、好きになりました。
環境・仕事の変化があり、今は日本の小さな博物館で学芸員の仕事をしています。
そのかたわら、アクセサリーデザイナーとしてチェコボタンの魅力を微力ながら発信しています。
そして、2023年。やっと流行病も落ち着いてきたのでまた第二の故郷へ、足を運びたいと思います。
そこに行けば、好きなものがある「幸せ」をかみしめながら。
インスタグラムアカウント→@tiam_ayumi
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