めでたくパリ五輪の女子やり投げで金メダルを獲得した北口 榛花選手の記事を掲載した
北海道新聞さんの取材に日本チェコ協会も微力ながら協力させて頂きました。
北海道の旭川市出身の北口選手は2019年にチェコでチェコ人コーチのダヴィド・セケラーク氏(David Sekerák)の指導の下、チェコ西部のドマジリッツェ市に滞在。
***日本ではセケラックと書かれるのがほとんどですが、チェコ語の発音ではセケラークになりますので日本チェコ協会ではセケラークとさせて頂きます***
何故チェコなのか?
残念ながらセケラーク氏は選手としては非凡な才能はなかったのですが、男女ともやり投げの世界記録保持者はチェコ人でございます。
特に男子の記録保持者、ヤン・ゼレズニー(正確的な読みはジェレズニーの方が近い)の98.48メートルは28年間破られていなく、過去に彼以外で98メートルに到達した選手もいない。
(蛇足ですがジェレズニー氏はメジャーリーグのアトランタ・ブレーブスの入団テストを投手として受けたことあり)
女子の記録保持者はバルボラ・シュポタコバ(こちらも正確的にはシュポターコヴァー)が2008年に記録したの72.28メートル。これまた72メートルに到達したのは彼女だけである。
因みに他の投擲種目(砲丸投げ、ハンマー投げ、円盤投げ)で世界記録を持つチェコ人は不在。陸上全般だと女子800メートルのみ(1983年にクラトフヴィーロヴァー選手が記録。40年以上も破られていない、屋外最古の記録)。
ビザの関係でチェコ(正確にはシェンゲン協定国内)には180日間のうち90日しか滞在できないと思いますが、北口選手には何度もチェコに滞在して頂きたいと思います。
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