チェコガラスボタンの魅力
3 時間前
読了時間: 2分
チェコガラスボタンの魅力

チェコ北部、イゼラ山地の麓にあるヤブロネツ・ナド・ニソウ。ここでは約300年前から、ガラスボタンづくりが受け継がれてきました。
雪深い山間部で、ガラスやビーズの加工は人々の暮らしを支える仕事として発展し、小さな工房や家庭へと広がっていきました。
チェコガラスボタンは、熱したガラスを型で押し、研磨し、さらに一粒ずつ彩色や金彩などを施して作られます。同じ型から生まれたものでも、ガラスの色や光の入り方、仕上げによって一粒ずつ表情が違います。光を受けるたびに色や輝きが変化するのも、ガラスならではの魅力です。
花や植物、動物、幾何学模様など、デザインの豊かさも大きな特徴です。長い年月使われてきた古い型から生まれるものもあり、小さな一粒の中に、時代を超えて受け継がれてきた意匠と職人の手仕事が凝縮されています。
現在、昔ながらの方法で作る職人や工房は、わずかになりました。それでも、一粒ずつ人の手を経て作られるからこそ、工業製品にはない個性があります。
私が初めて現地の工房を訪れたとき、そのものづくりの風景が、幼い頃に見て育った故郷のせともの(陶器)づくりと重なりました。
美しいだけではなく、その背景に土地の歴史と人の手、受け継がれてきた時間がある。
それこそが、チェコガラスボタンの一番の魅力だと思っています。
文
法人会員 Re.m代表
岩佐眞美
.jpg)
.jpg)





コメント