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チェコ人3人目の始球式①

チェコ人3人目の始球式①


千葉ロッテマリーンズの本拠地であるZOZOマリンスタジアムでナルトボーイことマルティン・カラーベク選手の始球式が予定されていたのは先月の8月10日。


チェコのブルノから蒸し暑い季節に来日したカラーベク選手でしたが、当日の試合は雨天中止。始球式をやる前に中止に。そして流れた試合の代替試合は9月8日に。

マルティン・カラーベク
試合中止後にZOZOマリンスタジアムで撮影をするカラーベク選手

マリーンズの担当者は頭を抱えました。何故ならカラーベク選手はそれまでに帰国するし、また誰かをチェコから呼ぼうとしたら航空券代が馬鹿にならない。昨年は日本の独立リーグでプレイしていたミラン・プロコップ選手だったので渡航費等は不要。そのプロコップ選手は所属球団とトラブルになり、始球式の後直ぐに帰国。


プロコップとメルガンス
プロコプ選手(右)と自費で来日したメルガンス投手(左)

そんな中、2023年のWBCでの日本戦に先発し、あの大谷翔平選手から三振を奪ったオンジェイ・サトリア投手が大阪・関西万博関連で来日するのが決まっていました。


サトリア選手が住むチェコ・オストラヴァ市と大阪市が提携しており、オストラヴァ市は万博のチェコ館で9月11-12日ちオストラヴァデーを開催する。そしてサトリア投手が所属するアローズ・オストラヴァは大阪市に本部を置く、履正社国際医療スポーツ専門学校と提携している。箕面市の北大阪校への訪問も決まっていました。


アローズ・オストラヴァの三選手
昨年11月に箕面市の履正社国際医療スポーツ専門学校北大阪校を訪問したアローズ・オストラヴァの三選手

筆者はこの時点でサトリア投手が始球式をできる?と頭をよぎりました。オストラヴァ市にあるチェコ日本文化センターから万博でのサポートを頼まれていて、サトリア投手を含む代表団が来日する日は9月8日と聞いていたからです。


早速オストラヴァ市の一行であるチェコ日本文化センターのクドラ所長に確認するとご一行は台北経由で関空入りする。台北に到着するのは8日の早朝。プラハ⇔台北にはチャイナエアラインが直行便を飛ばしており、筆者も何度も利用。この便だと台北に乗り継いだら成田に着くのは13時15分。試合開始は18時。最悪17時前に球場に着けば間に合う…


しかし物理的に間に合ってもサトリア投手を日本に連れて行くのはオストラヴァ市。いきなり台北の桃園空港で離団者が出るのは嫌がるかもしれない。何せ千葉ロッテマリーンズのマリーンズ‐チェコベースボールブリッジプログラムはオストラヴァ市にとっては無関係。


筆者は事情をクドラ所長に説明し、サトリア投手の航空券を関空行きではなく、成田行きに出来ないか直訴した。正直この時点では50/50でした。


返答はすぐに来た。

「差額を払ってくれたら変更可能」


つづく







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