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スロバキアに行こう!③

第一回目がお城、第二回目が料理、今回は飲み物です。

スロバキアの飲み物と言われてピンとくる人はなかなかのスロバキア通です。


やはり取り上げるのは隣国のチェコと1918年から1993年までチェコスロバキアという一緒の国家でしたのでビールも醸造され、人気の飲み物、ビールです。


スロバキアのビールで一番有名なのがZlatý bažant(ズラティー・バジャント。黄金の雉)でしょう。こちらは隣国のチェコでも買えたりします。ズラティー・バジャントの由来は当時ブラチスラバ近郊に黄金色の雉(キジ)が沢山いたからだそうで、1971年にチェコスロバキアだけでなく、東欧で初めて缶入りで出荷されたビールだそうです。現在はオランダのハイネケンの傘下になっております。


しかし、ズラティー・バジャントの歴史を見ると実は浅く、なんと1969年より醸造開始。スロバキアのビールではŠariš(シャリシ)などがあり、シャリシは日本のアサヒビールの傘下にあります。しかし、残念ながらアサヒビールより国内販売はされておりません。


因みに2019年度の国民一人当たりの消費量はチェコが1位の188.6リットル(日本の4.9倍)であり、スロバキアは12位の76.1リットル(日本の約2倍)。因みにスロバキアはオーストリアや米国、メキシコより上位です。(出典はこちら


余談ですがチェコスロバキア時代はスロバキア人がチェコ人ほどビールを飲まないので国民一人当たりの消費量はドイツに次いで2位だったそうです。チェコはチェコスロバキア分裂から27年連続1位だそうです。


前回のスロバキアに行こう!ではハルシキ を取り上げましたが、ビールとハルシキの相性は抜群です。スロバキアに行かれたら是非スロバキアのビールとハルシキを味わってみて下さい。



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